大都市圏で刺激の多い生活を求める学生

女子大生

大学進学率が50%を超えていても少子化の影響が続いているので大学の中でも人気度の低い学部や学科を抱えていると毎年、入学定員割れが起こりやすくなっています。社会が大きく変化しつつある時代に従来と変わらない学部や学科を抱えたままでは存続の危ぶまれる状況が多々見られているわけです。一般的に受験生にとって入学したい大学の選択基準として専攻したい専門学科があり、入学試験の難易度が自分の学力に適したレベルであることが挙げられます。その他に、できれば自宅通学の可能な進学先を挙げる受験生が多いようです。但し、これ以外に地方に住む若者は大都市圏にある大学で日々の生活でも刺激の多いライフスタイルを選択基準に加える気持ちが強いようです。

アルバイトに明け暮れてしまう学生生活

大学生

特に、入学金や授業料等が国公立系より高い私立系入学を希望する場合、アルバイト先の見つけやすい大都市圏にあり、また、評判の良い大学を進学希望先の一つに選ぶ若者も少なくありません。親からの仕送りや奨学金だけで入学から卒業するまでの学費や生活費等の費用を賄いきれない若者が多いからです。但し、大都市圏の私立系を選ぶ理由はこれだけでありません。マンモスクラスの私立系が多くの学生を集めるには大都市圏に存在していないと受験生が集まってくれないと判断しているからです。結果的に受験生が大都市圏に存在する大学の中から選ぶことにつながっているわけです。この他に、こうした私立系は国公立系より入学試験科目も少なく、相対的に偏差値の低い学部、学科が多いため入学しやすいことが挙げられます。しかしながら、大都市圏の生活では賃貸アパート代だけでも年間100万円位かかることも珍しくありません。

社会に役立つ学問を習得した即戦力型卒業生

女性

これでは専門教育を勉強するために選んだはずなのに学生は過重な経済的負担のために時間があるとアルバイトに専念せざるを得なくなってしまうわけです。ところが近年、特に人気度の低い地方大学の中には特異なカリキュラムを掲げて受験生の評判が高まるよう、差別化を図っている大学がいくつも現れています。変貌しつつある社会の必要とする専門性を高めた目標を掲げた大学に入学を希望する学生が全国から集まるようになってきました。こうした大学では教員の学究的な講義が行われたり、徹底的な外国語教育を行う等で成果を上げている成功例が現れています。新しい切り口で実社会に役立つ学問を勉強した即戦力型卒業生の活躍する姿が知られるようになり、受験生だけでなく社会でも評判が高まっています。大学が外からだけでなく内からも変貌しつつあるといえます。その流れに乗り遅れると存続できない学部、学科が益々増えてきそうです。

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